GBTCの売却がBTC価格に影響
米国の資産運用会社グレイスケールがビットコイン(BTC)の売却を継続する中、BTC価格は1月22日に米株式市場のオープン直後に40,000ドルを下回る水準で推移しました。GBTC(グレイスケール・ビットコイン・トラスト)の運用資産が減少したことで、BTCの価格は新たな週に入っても売り圧力にさらされました。
GBTCの流出とビットコインETFへの移行
アーカムのデータによると、GBTCはビットコイン現物上場投資信託(ETF)への移行に伴い、1月22日の流出額は19250BTC(約7億8500ドル)に上りました。これは、他のETFプレーヤーが吸収するには大きすぎるとの指摘があります。ビットコイン現物ETFへの需要は高まっており、依然として流入額は純増となっています。
BTC価格の下値リスク
BTC価格は40,000ドルをサポートしていますが、下値がさらに下がるという確信は高まっています。3万ドル半ばに焦点を当てたトレーダーが多く、次にビットコインを押し目買いする機会であると考えています。一方、バイナンスのBTC/USDTオーダーブックでは、38,500ドルで買い手の関心が高まっているとの指摘があります。