ビットコインへの揺るぎない信頼
米国のビジネス・インテリジェンス大手マイクロストラテジーは、ビットコイン(BTC)への投資を加速させるため、再び大規模な資金調達に乗り出しました。同社は、740億円(5億ドル)相当の転換社債を売却し、その資金でビットコインを追加購入する計画を発表。これは今月に入って2度目の資金調達であり、先週末には8億ドルを調達し、12,000 BTCを取得したばかりです。
ビットコイン:マイクロストラテジーの出口戦略
マイクロストラテジーのセイラー会長は以前、「ビットコインこそが出口戦略だ」と述べ、ビットコインが将来的にゴールドを上回る価値を持つとの強い信念を示しています。この哲学に基づき、同社はビットコインの保有量を現在の205,000 BTC(約2.2兆円)からさらに増やす方針です。
転換社債の詳細とマイクロストラテジー株価の動向
今回発行される転換社債は、2024年9月15日から半年ごとに利息が後払いされ、2031年3月15日に満期を迎えます。マイクロストラテジーは一定の条件下で、2028年3月22日以降に債券の全部または一部を現金で償還する権利を有します。この資金調達の発表を受け、ビットコインが新たな最高値73,000ドルを突破したこともあり、マイクロストラテジーの株価は前日から10.85%の上昇を見せました。