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「web3日本代表:要注目!」

「web3日本代表:要注目!」

ソニーとのパートナーシップ

2023年6月28日、京都で開催されたスタートアップイベント「IVS 2023 Kyoto」で、Web3業界で一目置かれる渡辺創太氏が23年1月に設立した新会社に、ソニーグループの中核通信子会社ソニーネットワークコミュニケーションズが350万ドル(約5億円)を出資するというニュースが発表されました。これにより、Web3サービスを自ら開発すると共に、国内企業の開発支援に乗り出すとのことです。

 

 

渡辺創太氏とは

渡辺創太氏は、ブロックチェーン(分散型台帳)基盤「Astar Network(アスターネットワーク)」運営会社のファウンダーであり、日本を飛び出しシンガポールを拠点に活動しています。その高い技術力は世界からも一目置かれています。

 

Web3のインフラ整備

渡辺氏とソニーが組むことで、Web3のインフラからアプリケーションまで、一気通貫で自社開発が可能になります。Startale Labs自身が新サービスを今後開発するほか、23年1月に日本に設立した子会社Startale Labs Japanを通じて、これからWeb3事業を立ち上げる国内企業に対しても、事業コンサルティングから開発サポートまでを支援します。

 

Web3キラーユースケースの創出

渡辺氏は、「ソニーという日本から世界に通用するブランドで製品サービスを作り上げてきた会社とがっつり組んで事業を立ち上げ、日本におけるWeb3の“キラーユースケース創出”に取り組む」と述べています。キラーユースケースとは、多くの人々にサービスが使われていることを指します。両社はWeb3発で生み出そうと考えています。

 

Web3スタートアップの不在

渡辺氏は、いまだにWeb3のキラーユースケースが生まれていない最大の理由として、ブロックチェーン基盤からウォレット、アプリケーションまでを一気通貫で提供する垂直統合型のWeb3スタートアップが不在な点を指摘しています。

 

まとめ

Web3業界で一目置かれる渡辺創太氏が設立した新会社にソニーグループの中核通信子会社ソニーネットワークコミュニケーションズが出資するというニュースは、Web3業界にとって大きな動きと言えるでしょう。これにより、Web3のインフラからアプリケーションまで、一気通貫で自社開発が可能になり、Web3事業を立ち上げる国内企業に対しても、事業コンサルティングから開発サポートまでを支援することが可能になります。また、渡辺氏とソニーのパートナーシップは、Web3の“キラーユースケース創出”に向けた大きな一歩となるでしょう。

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