ChatGPT Code Interpreterの登場
ChatGPTの新たなモデル、ChatGPT Code Interpreterが登場しました。この新機能は、ChatGPT Plusのユーザーに提供されています。Code Interpreterの特性と機能について詳しく見ていきましょう。
Code Interpreterの特性
Code Interpreterは、ChatGPTにファイルのアップロード（最大512MBのtxt、CSV、Excel、PDF、GIF、動画、画像など）やPythonコードの実行を可能にするモデルです。データ分析やファイル形式の変換なども可能です。これまでのモデルではテキストのみが扱え、トークンによる制限がありましたが、ファイルのアップロードが可能になったことで、大量のデータを読み込んで処理することが可能になりました。
Code Interpreterの使い方
Code Interpreterを利用するには、ChatGPT Plusに加入している必要があります。現在はまだベータ版のため、自分で機能をONに設定しなければなりません。設定は、左下の三点リーダーからSettings→Beta Featuresを選択し、表示されたCode InterpreterをONにすることで、GPT-4モデルで利用可能になります。
Code Interpreterの可能性
Pythonの実行とファイルアップロードが可能になったことで、Code Interpreterの可能性は無限に広がります。例えば、統計データをChatGPTに用意させ、Code Interpreterでグラフを作成することが可能です。また、グラフの変換なども自然言語で指示すれば対応してくれます。
Code Interpreterを最大限に活用するために
Code Interpreterは多機能ですが、統計方法などについては自然言語で指示するため、基本的な知識が必要です。Pythonや統計学の知識がある程度あれば、多くの作業を自動化できます。しかし、何も知らない状態では、その能力を十分に引き出すことは難しいかもしれません。そのため、周辺知識を学びながら利用することが重要です。
