米国Blackbird Labsが提供するWeb3レストランアプリ「Blackbird（ブラックバード）」は、食事の未来を変革する新しい時代の幕開けを告げています。この先進的なアプリは、最近のシリーズAラウンドで約36億円（2400万ドル）の資金調達を成功させ、その使命をさらに前進させる準備を整えています。
Today we are excited to announce the close of a $24M Series A financing round, led by @a16zcrypto, with participation from new investors Amex Ventures and @QEDInvestors. We are incredibly proud to count them as partners on our journey to build the future of restaurant tech.(1/4)
— Blackbird (@blackbird_xyz) October 4, 2023
資金調達の詳細
Blackbirdは、10月4日にこの大規模な資金調達を公に発表しました。資金調達ラウンドは、名高い投資会社a16z（アンドリーセンホロウィッツ）が主導しました。さらに、Amex Ventures（アメックスベンチャーズ）、Bolt by QED（ボルトバイQED）、そして既存投資家であるUnion Square Ventures（ユニオンスクウェアベンチャーズ）、Shine（シャイン）、Variant（バリアント）も参加しました。これに加えて、大手レストラングループのQuality Branded（クオリティブランディッド）、Rustic Canyon Family（ラスティックキャニオンファミリー）、Souvla（スブラ）、Brooks Reitz（ブルックスリッツ）も資金調達に参加しました。
資金の使途
この調達資金は、「Blackbird」アプリの新機能の開発に充てられる予定であり、レストランと顧客の間の新しいタイプの関係を築くためのものです。
アプリの特徴と機能
「Blackbird」は、米国の大手暗号資産取引所Coinbase（コインベース）のEthereum（イーサリアム）レイヤー2ネットワークBase（ベース）上に構築された分散型アプリケーション（Dapps）で、iOS版のみが提供されています。このアプリは、レストランとロイヤルティの高い顧客との深い結びつきを実現する目的で設計されています。ユーザーは、提携レストランでスマートフォンのNFCリーダーを使用して電話番号を入力することで、レストランの会員登録を行え、会員NFTが発行されます。
ユーザーは店舗を訪れるたびに認証を行い、アプリのネイティブリワードトークン「FLY」を獲得できます。来店ごとにユーザーのステータスがレベルアップし、サプライズメニューや「FLY」トークンを利用した特定のメニューの注文など、様々な特典が提供されます。さらに、「Blackbird」のデータ提供プログラムに登録することで、「FLY」の獲得数が3倍になり、登録ユーザーが会員となったレストランは、ユーザー提供のデータを利用できるようになります。
新たなサービスとアイディアが連日誕生している今日、Blackbirdはレストラン業界における新しい期待と可能性を刺激するプロジェクトとなっています。
