メルカリ、ビットコインでの支払いを可能に
メルカリがビットコイン(BTC)を使用した決済機能を開始しました。この新機能により、ユーザーはアプリ内で保有するビットコインを使って、30億以上の商品を購入できるようになります。このサービスは、メルカリの子会社であるメルコインによって提供され、ビットコインの手動売却や収益のアカウント残高への反映が自動化されました。
ユーザー体験の向上とビットコインの普及
メルカリは、ビットコイン取引サービスを2023年3月に開始し、わずか7ヶ月で利用者数が100万人を超えるなど、暗号資産取引の新たな玄関口としての地位を確立しました。しかし、ユーザーアンケートによると、ビットコインの使用方法や目的を理解しているユーザーは半数に満たないことが明らかになりました。この新機能は、ビットコインをより身近な存在として感じてもらうための一歩となります。
投資と消費の新しいサイクル
メルカリでのビットコイン決済導入は、ユーザーに新しい消費パターンを提案しています。売上金をビットコイン購入に充て、その後ビットコインを売却してメルペイ残高に戻し、再度ショッピングに活用するという流れです。このサイクルは、ビットコイン投資と消費を促進し、特に強気相場ではユーザーの取引を加速させる可能性があります。