中東初のビットコイン投資ファンドが登場
バーレーン国立銀行（NBB）は、中東の湾岸協力理事会（GCC）向けに、初めてのビットコイン投資ファンドを発表しました。このファンドは、デジタル資産企業ARPデジタルと共同で開発されており、ビットコインの利益を上限まで提供し、損失は100%保護される仕組みです。これにより、リスク管理が強化された投資機会が提供され、デジタル資産に対する計画的なアプローチを求める投資家に新たな選択肢がもたらされます。
バーレーンのデジタル資産分野での進展
バーレーンは、イノベーションに優しい仮想通貨とフィンテックのエコシステムを構築する取り組みを進めており、今回のビットコイン投資ファンドの導入もその一環です。また、クリプトドットコムやビットオアシスなどの仮想通貨取引所も同国で営業許可を取得しており、地域における仮想通貨ビジネスがますます拡大しています。
UAEやサウジアラビアでの規制強化の動向
UAEでも2023年には、ドバイの仮想資産規制当局（VARA）が包括的な仮想通貨規制ガイドラインを発表し、Web3企業の運営基準を定めました。中東・北アフリカ地域（MENA）全体で、仮想通貨の取引量は世界の7.5%を占めており、地域全体でデジタル資産に対する関心が高まっています。
