フランス検察庁の調査に「大変失望」
仮想通貨取引所バイナンスは、フランス当局が資金洗浄および脱税の疑いで同社を調査している件について、「大変失望している」とコメントを発表しました。バイナンスは、2019年から2024年の取引が調査対象となっているものの、これらの疑惑を全面的に否定し、訴訟に対抗する意向を示しました。
グローバル規制との戦いとコンプライアンス強化
バイナンスは過去にも米国、カナダ、オーストラリア、インドなど複数の国で規制当局と対立してきました。特に2023年には米政府と43億ドルの和解金を支払い、AML(資金洗浄防止)対策の強化を進めています。CEOのリチャード・テン氏は、過去のコンプライアンス上の課題を認めつつ、現在は「業界最高水準の規制遵守体制を整えている」と強調しました。
今後の影響と業界の動向
バイナンスは2024年11月までにコンプライアンスチームを645人に拡大する計画で、グローバルな規制対応をさらに強化しています。仮想通貨市場全体が規制の影響を受ける中、バイナンスの動向が業界の標準となる可能性もあり、今後の展開に注目が集まります。