Web2ユーザー向けの利便性向上を目指す
グーグルがビットコインエコシステムとの連携を強化し、仮想通貨市場への参入を本格化しています。香港で開催された「ビットコインテックカーニバル」に登壇したWeb3スペシャリストのカイル・ソング氏は、「グーグルはWeb2レベルの使いやすさを仮想通貨にも導入したい」と述べ、仮想通貨ウォレットの利便性向上に取り組んでいることを明らかにしました。
Googleアカウントでのウォレットログインを検討
ソング氏によると、グーグルはWeb2ユーザーにとっての参入障壁を下げるため、Googleアカウントでのウォレットログイン機能の導入を検討中です。これにより、仮想通貨取引の手軽さが向上し、より多くのユーザーがビットコインエコシステムにアクセスしやすくなる可能性があります。
機関投資家の参入を促すETFの役割
ビットコインレイヤー2プロジェクト「Mezo」の共同創設者ブライアン・マホニー氏は、「ビットコインETFが金融機関の担保資産として活用され始めている」と指摘。これにより、機関投資家の参入が加速し、仮想通貨市場の拡大につながる可能性があると述べました。
Web3普及に向けたグーグルの影響力
グーグルの仮想通貨分野への本格参入は、Web2とWeb3の架け橋となる重要なステップと見られています。Googleアカウントとの統合やETFを活用した機関投資家向けサービスが実現すれば、仮想通貨市場のさらなる成長が期待されます。
