DeCipher
DeCipherは、ChatGPTをベースにした開発者向けのドキュメント生成を提供するサービスで、”web3版github”を目指すDApp開発インフラ「Bunzz」を運営するBunzz pte ltdがローンチしました。Block Explorer上のコントラクトのURLをDeCipherに入力するだけで高精度なドキュメントを無料で取得できます。
Bunzz
https://bunzz.dev/
DeCipherの特徴
DeCipherはコントラクト解析にファインチューニングされたChatGPT用のプロンプトと、独自開発したアルゴリズムによって、精度の高い開発者向けドキュメントを生成できます。通常のGPTでドキュメント生成する場合、情報の欠落や誤答があり、信頼性の高い解析結果は得られません。一方でコントラクトに特化したDeCipherでは、web3開発者が求めるクオリティに耐えうる精度を実現しました。
DeCipherの利用方法
DeCipherは、EtherscanやPolygon Scan等の主要なBlockExplorer上に、ドキュメント生成ボタンを配置できるChrome Extensionも提供しています。インストールすることで、BlockExplorerにDeCipherのドキュメント生成機能をアドオンでき、非常に有用です。
DeCipher Chrome Extensionインストールページ：
https://chrome.google.com/webstore/detail/bunzz-decipher/ekkgjdbkmlcaepohenggjpfadklklpaj?hl=en&auth
DeCipherのローンチ記念キャンペーン
DeCipherローンチを記念し、OAT（On-chain Achievement Token）を無料配布しています。alxe（web3におけるソーシャルクレデンシャル発行プラットフォーム）上で開催中のキャンペーンにて、特定の要件を満たすと付与されるNFTバッジです。DeCipher関連のツイートをリツイートする等ライトなものですので、是非ご参加ください。
DeCipherが解決するDApp開発の「負」
多くのDAppは、ブロックチェーンに記録された既存のスマートコントラクトを参考に開発されますが、チェーン上のコントラクトにはドキュメントがないため、ソースコードを長時間かけて査読・理解する必要がありました。このweb3開発者にとっての負を解決するソリューションとしてDeCipherを開発しました。
DeCipherは「Bunzz v2」のfeatureの一つ
Bunzzは、DApp(ブロックチェーンを利用した分散型アプリケーション)の開発プラットフォームです。モジュール化した利用頻度の高いコントラクトを提供することで、開発難易度が劇的に下がります。ローンチから約1年で10,000人以上のweb3開発者が利用しており、ブロックチェーン上に記録されたDAppプロジェクト数は4,500を突破しました。このたび、Bunzzは初のメジャーアップデートとなる「v2」を、DeCipherと共にローンチしました。DeCipherはv2のキーファンクションであり、コントラクトの解析とBunzzのデプロイ機能群を組み合わせることで、今までにないシームレスなDApp開発体験を実現しています。
これらの情報から、DeCipherはweb3の新領域であり、初心者でもこのサービスが期待大であることが伝わると思います。
出典元：PRTIMES
